06/ 19
インターネットエクスプローラー10(IE10)の削除と自動更新のブロック
インターネットエクスプローラー(IE)10への自動更新は要注意
Internet Explorer 10 はWindows8と同時にリリースされたブラウザです。新しいHTML5やCSS3への対応も進み、動作も高速でなかなかのブラウザなのですが、それまでのIE9やIE8との互換性はあまりないようで、IEの機能を使ったシステムなんかを利用していたりすると動かなくなるので注意が必要です。
XPはIE8までですし、VISTAもIE9までですから問題は無いのですが、Windows7はこの5月の連休明けぐらいから自動更新でIE10に無理やりアップデートされてしまいます。実際にシステムが動かなくなったという相談もあります。
今日はそんなIE10のアンインストールと自動更新のブロックのやりかたです。
IE10をアンインストールする
スタートボタンをクリックして現れるスタートメニューから『コントロールパネル』をクリックしあます。コントロールパネルが開いたら『プログラムのアンインストール』をクリックします。
インストールされているプログラムがずらりと並びますが、今日は左上にある『インストールされた更新プログラム』をクリックします。
更新プログラムの一覧が表示されるのでその中から『Windows Internet Explorer 10』を探してクリックし、上のアンインストールボタンをクリックしてアンインストールします。ここで再起動となるので注意してください。これでIE10のアンインストールが完了です。IE9に戻っているはずです。
IE10自動配布の無効化ツールキット
IE10へのアップデートは自動で行われてしまうので、一度消してもまたインストールされてしまいます。そこで Microsoft が提供してくれている 自動配布の無効化ツールキットを使って自動更新されないようにします。
Internet Explorer 10 自動配布の無効化ツールキットはこちらからダウンロードしてください。
ダウンロードされた実行ファイルを実行すると指定したフォルダにファイルが解凍されます。マイクロソフトのガイドには4つのファイルと書かれていますが、私の場合は3つでした。減ったんでしょうかね?
解凍するフォルダはどこでもいいのですが、後ほどコマンドラインから指定してやらねばならないので、C:ドライブ直下の簡単な名前が良いと思います。私はC:¥ieblock としました。
先ほどのページのインストール方法の前にある『+』記号をクリックするとインストール方法のガイドが表示されます。これをよく読んで実行してください。少しややこしいので慎重に作業してください。もしわからなければいつでもご相談ください。