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【Shift】キー、【Ctrl】キーを使って楽々入力(Microsoft Word)
以外と知らないShiftキー、Ctrlキーの使い方
Shiftキーはアルファベットの大文字の入力や特殊な記号の入力に使う物、Ctrlキーはキーボードショートカットに使う物(もしくは、めったに使わない物)と思っていませんか?
実は Microsoft Word ではこの2つのキーにこっそりと(?)ステキな機能が割り当てられています。今回はその一部をご紹介します。画面はOffice2010のものですが、どのバージョンでも同じ操作ができます。
書式を継承しないで文字入力
書式を継承しないで文字入力と言われてもピンと来ませんよね。書式の継承なんて普通の人は使わない言葉ですからね(笑)。
たとえば、この画面のような文章を入力しているとします。強調したい部分には下線を引いてみます。これで少し目立つようになりました。色やフォントのサイズを変えるほどじゃありませんからね。
そして次の文章を入力し始めます・・・
あれ。あれれ・・・
次の文章も下線が引かれたままです。大きなお世話ですね。といっても、これは正常な反応で、日本語を確定するたびに、下線の設定をするのもかないませんよね。ですから Microsoft Word はなんにも悪くありません。世の中そういうものです。
とりあえず、下線付きのまま確定してから下線でも消しますか・・・(ああ、なんて非効率な)
そこで【Ctrl】キーの出番です。下線を引きたい部分の最後で【Ctrl】キーを押しながら【Space】キーを押してみてください。【Space】キーは例の真ん中の一番下にある長い大きなキーです。
何もおきませんね。【Space】キーを押せば通常は空白が入るのですが、変化無しです。
でも次の文章を入力してみてください。下線が引かれていませんよね。書式が継承されませんでした。これで安心して次の文章を進めていけます。
半角の空白を入れる
【Ctrl】キーにだけ良いカッコはさせられません。【Shift】キーだって活躍しますよ。
普通に【Space】キーを押せば、日本語入力がONの時は全角の空白が文章に入力されます。半角の空白を入力するには、一度日本語入力をOFFをしていませんか?たいした手間では無いのですが、これもなんだか非効率ですよね。
そこで【Shift】キーを押しながら【Space】キーを押してみてください。これだけで簡単に半角の空白が入力されました。
ちょっとしたキーの組み合わせですが、Microsoft Word がまた一つ便利になりますね。