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こんなところにあった。OSX10.9 Marvericks で見当たらなくなったアプリのアクセス許可の設定を再発見!
Mac のドックやウインドウは Windows7 (や8)に比べるとその機能面でやや劣ります。Windows7以降ではタスクバーのアイコンにマウスを乗せるとウインドウのプレビューが表示されるエアロプレビューや、ウインドウをWindowsキーと矢印で、画面の端や全画面にスナップさせるエアロスナップがあります。これってとっても便利なんですよね。詳しくはこのサイトの「エアロスナップでウインドウを整理」をご覧ください。
このエアロプレビューやエアロスナップを Mac で実現するアプリが HyperDock なんですが、これが Marvericks にアップデートしたら無効になっていまして、再度有効にしようと思ったら、アプリ(HyperDockのことですね)がシステムにアクセスするのを許可しろという警告が表示されました。
英文なのですがどうやら『システム環境設定のユニバーサルアクセスを開いて補助デバイスにあるHyperDockを有効にしてください』ってなことが書かれているようです。
はいはい、そういえば前もその設定をしました。それではシステム環境設定を開きましょう。
あれ、あれれ?
システム環境設定を開いても『ユニバーサルアクセス』がありません。前と同じアイコンで『アクセシビリティ』ってのがあるので、これを開いてみます。ところがその中にはそれらしい項目はありません。なんということでしょう・・・(;´Д`)
さんざん探し回ってやっと見つけました。システム環境設定の『セキュリティとプライバシー』を開き、その中にある『プライバシー』をクリック。左側で『アクセシビリティ』をクリック。すると、右に『下のアプリケーションにコンピューターの制御を許可』という項目が現れました。こんな所に隠されていたのではなかなか見つけることはできません。
左下の鍵をクリックしてロックを解除し、HyperDockとHyperDock Helper にチェックを入れます。これで設定は完了です。
さてこれで無事 HyperDock は起動したのですが、エアロプレビューに相当する機能は使えるのですが、エアロスナップに相当するWindowsを整列させたり隣のディスプレーに移動させたりする機能が使えません。MacBookAir では正常に動いています。
どうやら Marvericks で機能が強化されたマルチディスプレー環境下では HyperDock のウインドウ制御は動作しないようです。ためしに iMac のディスプレーを1画面にしてみたら HyperDock がちゃんと機能しました。これは HyperDock のアップデートを待たなければしかたがないですね。有料アプリでお金払ってますから、早くアップデートしてくださいね。お願いします。<(_ _)>
追記:
実はOSX10.8MountainLionの時にすでにシステム環境設定はこのように変更になっていたのですが、私が気づかずにいただけでした。ハズカシ(*^_^*)
でも、なんで MountainLion の時はこの設定をしなくても良かったんだろう???