04/ 11
Windowsでタスクバーのアイコンにファイルをドロップして開く
Macでは当たり前にできることなのにWindowsではできなくて不満に思っていることの一つが ドック(Windowsではタスクバー)のアプリアイコンにファイルをドロップして開くという操作です。MacからWindowsに乗り換えた人(あんまりいないかも知れませんね(;^ω^))が一番戸惑う部分でしょう。
どのアプリで開くか場合によって異なることがある
通常ではファイルは拡張子でそのファイルを開くアプリに1対1で関連づけられており、ダブルクリックで自動的にそのアプリで開かれます。
ところがここに hogehoge.html というファイルがあります。これはhtmlですから普通はインターネットエクスプローラーで開くように設定されています。アイコンを見るとそうなっていますよね。
ところがこれを別のブラウザで開きたいことがあるかもしれませんし、更に言うなら、DreamWeaverというホームページを編集するアプリで開いてソースコードの編集をしたいかもしれませんし、ただ単にテキストエディタで開いてソースコードを見たいだけかも知れませんし。それとも Word文章にしたい(かな?)こともあるかもしれません。
そんな風に場合によってさまざまなアプリで開くことができるファイルをいつもと違うアプリで開きたい場合、Windowsではファイルの右クリックから「プログラムから開く」で開くアプリを選択できます。
でももっと直感的にMacのようにタスクバーのアイコンにドロップして開くことができるとうれしくないですか?それができるんです。
そのままドロップすると
ためしにファイルをドロップしてみましょう。するとそのアプリのジャンプリストにピン留めされてしまいます。良く開くファイルならそれも有りかも知れませんが、今回の目的とはちょっと違いますよね。
Shiftキーを押しながらドロップしよう
今度はShifキーを押しながらドロップしてみます。今度はちゃんとそのアプリで開いてくれました。
Windows7になってから(もう5年も経ちますが…)できた新しいタスクバーはMacのドックに似ているのですが、このファイルのドロップができないのが不満でした。でも完璧じゃ無いのですが、これで少し便利になりましたね。
何かの設定で Shift の有無の動作を逆にできるとウレシイんですけどね。
MacにあってWindowsに無い機能でもう一つの不満点は仮想デスクトップです。でもこれもWindows10で解消されることになっています。今のところベータ版(テクニカルぶれピュー)に搭載された仮想デスクトップはMacのモノに比べるといささかお粗末ですが、製品版までにはブラッシュアップされることを期待しています。