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Windows10テクニカルプレビュー、最新ビルドでメールとカレンダーが大幅進化
Widnows8のメールとカレンダーは使い物にならない
Windows8の一番の特長がこのタイルが並んだスタート画面なのですが、これがなかなか評判が悪い。
実はこのタイルにはライブタイルと言う機能があり、これらのタイルは単に大きなアイコンなどではなく、メールやカレンダー、天気やニュースなどを刻一刻と表示してくれます。
ところがこのWindows8に標準で入っているメールアプリはこともあろうか今まで最も一般的だったPOP3というメールを扱うことができなかったんです。
またカレンダーはメジャーなGoogleカレンダーと同期はできるのですが、複数のカレンダーに対応できないなど、不満だらけの仕様でした。
そんなわけで、メールやカレンダーは使わない人ばかりで、せっかくのライブタイルも宝の持ち腐れとなっていました。そうなるとあんなスタート画面なんて要らない…ってことになっちゃいますよね。
実際にPOP3メールを使いたい場合は Windows7 と同様に Windowsライブメールか Outlook をインストールして使うことになります。
メールアプリでPOP3が使えるようになった
スタートメニューが無くなったということばかりに注目が集まり、実はメールの不満はあまり出ていなかったのですが、私はこれが一番まずいんじゃないのかと思っていました。
そんなユーザーの声を聞いてくれたのか、Microsoft はメールにPOP3対応をつけてくれました。これで多くの方が利用しているPOP3メールが利用できるようになりました。
複数のカレンダーに対応
Googleカレンダーの良いところのひとつに複数のカレンダーを作ったり、他人のカレンダーと同期できたりするところがあるのですが、Windows8のカレンダーアプリはこのメイン以外のカレンダーを表示することはできませんでした。
さまざまな裏技を使ってなんとか表示できても、同期が遅れたり、編集ができなかったりと制限だらけです。
しかし今回正式にこれらを改善したカレンダーアプリが登場しました。表示もWindows8のカレンダーに比べてカラフルで見やすく、なかなかの出来です。欲を言えば、「予定の場所をクリックしたら地図アプリに飛ぶ」なんてGoogleカレンダーでは当たり前にできることができるようになって欲しいですね。
これはWindows10のスタートメニューです。タイルはちっちゃくなって中途半端になったのですが、左側に並んだ昔のスタートメニューの様なものが使いやすいですね。
「設定」という項目は以前の「コントロールパネル」よりもフレンドリーでわかりやすい表現かと思います。
でもライブタイルがなくなっちゃったのは残念ですね。まだベータ版ですから夏の製品版までに仕様は変わるかも知れませんしね。要望を上げて楽しみに待ちましょう。