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複数のGoogleカレンダーをWindows8のカレンダーに表示させる

Windows クラウド

GoogleカレンダーをWindows8のライブタイルに表示させる

Windows8.1のカレンダーアプリのライブタイル

Windows8 のスタート画面に並んだタイルは単にアプリを実行するだけのアイコンではなく、刻一刻と更新される通知の役目も果たしています。天気予報やニュースと並んでメールの着信やSNSの更新情報、そしてカレンダーアプリのタイルにはこれからの予定が表示されています。特に 8.1 になってタイルの大きさをより大きくできるようになって表示される情報量も増え、従来のデスクトップに比べると使い勝手の良い便利なデスクトップとなりました。

実は私はカレンダーはGoogleカレンダーを使っています。Windows8の時はGoogleカレンダーをWindows8のカレンダーアプリに登録することができたのですが、8.1 になってできなくなってしまいました。また、8 の時でも、複数の Googleカレンダーと同期させることはできませんでした。

今日は Windows8.1 のカレンダーアプリに Googleカレンダー を表示させてみます。残念ながら カレンダーアプリ側で編集や追加はできませんが、それでもスタート画面に表示されるだけでもちょっと便利になります。編集したいときはいつものようにブラウザで開くだけですからね。

まずは Outlook.com でMicrosoftアカウントのカレンダーを設定する

outlook.comにログインする

まずは http://outlook.com にアクセスして、ログインします。Microsoft アカウントは Windows8 にログインするときのアカウントですね。outlookメール以外を使われている場合でもちゃんと作られています。

もしローカルアカウントでWindows8を利用されているのなら、Microsoftアカウントを作られることをお勧めします。Windows8 の機能や Microsoft のサービスをフル活用しようと思うのなら必須だからです。無料で作成できる上、とっても便利になりますよ。

Outlook.com でメール以外のサービスを呼び出す

Outlook.com は Gメール のような Webメールサービスがメインですが、私はメールは Gメールを使っているので、メールボックスはすっからかんですね(;^_^A

左上の『Outlook』の文字の右隣にある下向き矢印をクリックして、その他のサービスを呼び出します。

カレンダーを選択する

カレンダーのボタンをクリックしてカレンダーサービスに入ります。

外部カレンダーとしてGoogleカレンダーを追加する

外部カレンダーのインポートもしくは受信の登録をする

外部のカレンダーを取り込みます。

外部カレンダーの取込ダイアログ

外部のカレンダーを取り込むためのダイアログ(設定用のウインドウ)が開きます。

今後 Googleカレンダーを使わない(今後はOutlook.comのカレンダーを使う)のなら『インポート』でデータを完全に取り込んでしまいます。ですが、今後も Googleカレンダーを使い続けるのなら『受信登録』を行います。受信登録ですから、送信はできません。つまり閲覧だけになるということですね。ちょっと残念です。

この画面はそのままにしておいて、別のタブで Googleカレンダーを開きます。

Googleカレンダーで取り込みたいカレンダーの設定を開く

Googleカレンダーで受信したいカレンダーを選択し、その右にある小さな下三角をクリック、開いたメニューから『カレンダー設定』を選択します。

カレンダーの詳細で、ICAL形式のURLを取得する

カレンダーの詳細ページが開きますから、下の方にある『限定公開URL』の『ICAL』ボタンをクリックします。

ICAL形式のURLをコピーする

限定公開URLが表示されるので、これをコピーします。そして先ほどの Outlool.com のカレンダー受信設定ダイアログの『カレンダーURL』に貼り付けます。

カレンダー名は適当に付けてください。私はGoogleカレンダーと同じ名前にしていますし、色も揃えています。

GoogleカレンダーがOutlook.comのカレンダーに表示された

取込に少々時間がかかります。少し不安になるくらいです(;^ω^)
ですが気長に待てばGoogleカレンダーが Outlook.com のカレンダーに無事取り込まれました。

複数のカレンダーを取り込む場合はこの作業を繰り返します。

Windows8 のカレンダーにも Googleカレンダーが取り込まれた

Windows8.1 のカレンダーは Outlook.com のカレンダーと同期していますから、そのまま Googleカレンダーが表示されました。ただこのままではせっかく Outlook.com でカレンダーの色を設定したのですが、Windows8 のカレンダーには反映されていません。そこで、設定を呼び出して色も合わせておきます。

Googleカレンダーと同じ様な色に変更する

カレンダーの設定

マウスを画面の右上から下にスライドさせてチャームを呼び出し、設定のアイコンをクリックします。

設定メニューが開いたら、オプションをクリックします。

カレンダーのオプションで色を変更する

カレンダーのオプションで表示色を変更します。Googleカレンダーと同じにしておくと直感的にわかりやすくなりますね。

スタート画面にショートカットを追加

どうですか、これでライブタイルに Googleカレンダーのスケジュールを表示させることができました。今ひとつ人気の無い Windows8 のスタート画面ですが(8.1ではまったく使わない設定もできてしまいます)、私はどっぷり浸かって楽しんでいます♪

でもこのままでは編集がしにくいので、Chromeブラウザを使ってGoogleカレンダーのアプリケーションのショートカットをデスクトップに作成し、それをスタート画面にピン留めしています。これでスタート画面からダイレクトに Gmail や Googleカレンダーを起動できます。

今までとは違う、スマホのような感覚の設定が必要なWindows8ですが、使い込んでくるとなかなかのものですよ。

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