06/ 28
Windows8.1 Preview をインストールしてみました。
この秋リリース予定のWindows8.1のPreview版がリリースされたのでさっそくインストールしてみました。一番の注目はスタートボタンの復活でしょうが、それがどのように実現されているのか確認してみました。
Windows8.1へのアップデートはストアから
Windows8.1のインストールはなんと『ストア』からインストールします。そのためにまずWindows8に更新プログラムをインストールして8.1Previewを利用できるようにします。
このWindows8.1Previewへの更新プログラムはMicrosoftのサイトから入手できます。
更新プログラムがインストールされると再起動。すると自動でストアで8.1へのアップデートができると表示されます。ストアに入るとこの『Windows8.1 Pro Preview with Media Center』のダウンロードページになります。
今度のWindows8.1はMedia Center付きになるんでしょうかね。Windows8には Media Center が無かったので、別でインストールする必要があったのですが、やっぱり評判悪かったのかな。
さっそくダウンロードをクリックしてインストールを開始します。
なんだかんだで1時間ぐらいはやってましたでしょうか。サーバーが混んでいるのかダウンロードには随分と時間がかかりました。その後のインストール作業もOSのインストールですからそれなりの時間がかかります。
インストールが完了すると過去の情報を引き継いだり、アプリを再インストールしたりという作業が進み、最後にマイクロソフトアカウントを入力してログインするとインストール完了です。
今まで入っていたアプリや設定もそのまま引き継がれたようです。
復活したスタートボタン(のようなもの)
前評判通り、スタートボタンがタスクバーの一番左に戻ってきました。画面を複数使っている場合でも、それぞれの画面のタスクバーの左端にスタートボタンが付きます。
スタートボタンを押すと、スタートメニューが開くのではなく、スタート画面(あのタイルのならんでいるやつ)に戻るだけです。なんとも言えないガッカリ感です。
でも大丈夫、スタートボタンを右クリックすると、従来のスタートメニューでは無いのですが、【Windowsキー】+【x】で呼び出していた、各種設定などを呼び出すメニューが表示されました。しかも今度は電源OFFなんかも含まれてます。
Windows7までのスタートボタンは、アプリの開始と設定や電源OFFなどの両方の機能を持っていたのですが、8.1では左クリックでスタート画面(アプリの起動)、右クリックで各種設定画面や電源OFFなどにアクセスできるようになりました。これはなかなか素晴らしい解決策だと思います。
スタート画面はさまざまにカスタマイズできるようになりました。まずはこのようにデスクトップの背景が指定できるようになりました。今までは無地か簡単な模様だったのですが、写真が指定できます。
タイルのグループに名前が付けられます。別に付けなくてもかまいませんけどね。
タイルは従来の1ますと横長の2ますに加えて、縦横1/2のミニサイズと縦横2倍のジャンボサイズ(そんな名前じゃ無いですよ)を選択できます。大きなライブタイルは情報量が多くていいですね。
あまり使わないものはギュギュッと縮んでもらいました。
デスクトップのカスタマイズは、デスクトップで右クリックを押すと呼び出せます。従来はこの動作は『すべてのアプリ』の画面だったのですが、これでは呼び出せなくなりました。
すべてのアプリの表示方法が変わった
これはどうした物かと思ったら、なにやら画面の左下に矢印があるじゃないですか。もしやと思ってクリックしてみると、ビンゴ!!です。
画面一面にアプリの一覧です。随分とたくさんインストールされているもんですね。
この中には『新規』と書かれたアイコンがいくつかあります。『Help & Tips』『アラーム』『サウンドレコーダー』『スキャン』『電卓』『フード&レシピ』『ヘルスケア&フィットネス』『リーディングリスト』です。
レシピもいろんなレシピが掲載されているのですが、なにしろ全部英語です。まぁ、これはPreviewだからかもしれませんね。製品版までには日本語化されるといいですね。
健康管理は体重や血圧を記録したり、エクササイズの記録を取ったりもできます。このあたりはデスクトップPCではなく、タブレットで使いたい機能ばかりですね。
家庭でのパソコンの利用はネットでの情報収集かゲームとかショッピングばかりだったのですが、Windows8.1では買ったばかりの状態でずいぶんといろいろな事ができるようになってます。そしてそのアプリのひとつづつが日本のメーカーがてんこ盛りで入れてくるダサいアプリに比べて洗練されていてオシャレなんですよね。
ファースト・インプレッションということで、ざっくりとしかレポートできていませんが、参考になったでしょうか。Windows8.1へのアップグレードは無償で行われますから、秋を楽しみに待ちましょう。