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2015
08/ 13

Windows10の仮想デスクトップを便利に使う

Windows

Windows10のタスクビュー画面

先月末にリリースされたWindows10ですが、さまざまな便利な機能が追加されています。その中でも私の一番のお気に入りは、デスクトップを増やすことができる、いわゆる仮想デスクトップの機能です。Macでは随分前からその機能が備わっており、なぜWindowsにその機能が無いのが不満でした。今まででもアプリを追加することで仮想デスクトップの機能を使うことができたのですが、やっとWindowsの標準機能として備わったことで、安定感や安心感が違いますよね。

タスクビューの起動

使い方はとっても簡単です、タスクバーの検索窓の右隣にある『タスクビュー』アイコンをクリックすればこの画面が表示されます。ここで右下にある『新しいデスクトップ』をクリックすることで、新たな仮想デスクトップを使うことができます。

もっと簡単に起動させる方法もあります。それはキーボードショートカットを使う方法です。『Windows』キー(『Ctrl』キーと『Alt』キーの間にある『田』のキー)と『Tab』キーを同時に押すと起動します。Vistaや7ではこのキーの組み合わせは、例のウインドウが斜めになって切り替わる派手なだけで役に立たないアレでしたよね。

マウスの設定

タッチパネル式のノートパソコンやタブレットでは画面の左の枠の外から中にスワイプするとタスクビューが起動します。

また一部のボタンがたくさん付いたマウスでは、このタスクビューがボタンに割り当てられています。というか、アプリケーションスイッチャ(Vistaや7の例のアレ)に割り当てられているので、そのままタスクビューの起動として使えるということです。おかげで今まで押したこと無かったボタンが役に立つようになりました。

また一部のノートパソコンではMacのようにタッチパッドでの3本指スライドで起動させることも可能です。

仮想デスクトップの切り替え

仮想デスクトップの切り替え

仮想デスクトップの切り替えは、上記タスクビューを表示させてもできますが、キーボードショートカットも用意されています。

『Ctrl』+『Windows』+『→』または『←』で仮想デスクトップを次のデスクトップ、前のデスクトップに切り替えられます。これはなかなか便利ですね。

ウインドウを他のデスクトップに移動

ウインドウを他のデスクトップに移動

既に開いてしまっているウインドウを他のデスクトップに移動することもできます。一番簡単なのはタスクビューを起動して表示されたウインドウのサムネイル(縮小画像)を移動したいデスクトップにドラッグ&ドロップすることです。これなら直感的に分かりますよね。

サムネイルを右クリックして表示されるコンテクストメニューから 移動 → 行き先のウインドウ をクリックしても移動させることができます。ドラッグ&ドロップが苦手なタッチパッドではこちらの方がいいかもしれませんね

Macユーザーから見れば何を今さらどころかまだまだ洗練されておらずに使いづらい仮想デスクトップですが、それでも使えるようになったことは格段の進歩です。Windows10はこれからもどんどん機能の追加や洗練がされる良い意味で発展途上のOSです。ますます期待大ですね。

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