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作品No.61 ソビエトKV-1's エクラナミ

縮尺 1/35 メーカー トランペッター 完成日 2006年9月6日完成

Prologue

 最近躍進めざましいアジアのプラモメーカーの一つトランペッターのKV-1です。それも増加装甲を施したKV-1'sエクラナミです。エクラナミとはアップリケという意味らしく、重装甲のKV-1にさらに増加装甲をアップリケのように貼り付けた超重装甲タイプの戦車なのです。しかしただでさえ重くて動きの悪いKV-1がますます鈍重になったのは想像に難くなく、こんな間抜けな改造をした戦車を送り込まれた現場の兵士たちこそエライ目だったことと思います。

 走攻守の3拍子そろった最近の中日ドラゴンズのようなT-34に比べるとKVシリーズの開発者はまるで間抜けですよね。この反省をふまえてJSシリーズが開発されるのですが、KV-1の計量タイプであるKV-1S(これは本キットのKV-1'sとは別物)はJS-2にそっくりです。

 このトランペッターのKVシリーズは定価2000円ちょい、実売2000円以下という低価格にもかかわらず、金属製のワイヤーやクリアパーツ、たるみまで表現された組み立て式の履帯とエッチングパーツこそ入っていない物のなかなかの内容です。なにしろできあがりのサイズのでかさから考えてもコストパフォーマンスは最高です。一見したところではパーツもキレイでゆがみとかもなさそうです。なかなか楽しみなキットですね。

Gallery

KV-1's エクラナミ 正面から見たKV-1'sエクラナミ 真横からみたKV-1'sエクラナミ 後ろから見たKV-1'sエクラナミ 真上からみたKV-1'sエクラナミ KV-1'sエクラナミのエンジンデッキ KV-1'sエクラナミの車体前部 KV-1'sエクラナミの起動輪 KV-1'sエクラナミと戦車兵

Epilogue

 値段に引かれて買ってしまったキットですが、内容はしっかりしています。エンジンデッキの網の下のルーバーのように省略してもかまわない部分まできちんと作られているのには驚きました。これはもう金網に置き換えないと開発者に失礼ですね。ここまでやるのなら金網のモールドされていない枠だけのパーツをつけてくれるともっとうれしかったのですけどね。

 その他にもヘッドライトのレンズとか中の電球は組み上がってからも非常にリアルです。その代わりちらりとしか見えないペリスコープなんかは車体と一緒にモールドされています。とはいえペリスコープはこれで十分です。実際完成してみると、クリアパーツを使って車内につきだしている部分まで作られている他社のペリスコープと比べても全然遜色ありません。というかホントに見えないんですよね。

 見えないところは省略し、見えるところはちゃんと作られています。フェンダーの裏側の補強用の桟なんかもちらりと見えるんですよね。そんなところがうれしいキットでした。もともとあっさりしたソ連の戦車です。ほとんど素組みでも見応えのあるプラモに完成します。トランペッターにはこれからも低価格路線でがんばってもらいたいですね。

製作記(プラモ日記関連記事)

  1. プロローグ、そして制作開始。(2006年8月31日)
  2. 車体の組み立て。もらい物でプチディテールアップ。(2006年9月1日)
  3. 組み立て完了。(2006年9月2日)
  4. 基本塗装と履帯等の塗り分け。(2006年9月4日)
  5. ウエザリングと履帯の取り付け。(2006年9月5日)
  6. 完成。(2006年9月6日)

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