Top > ドイツ > 作品No.67 必死の防衛(コルスン包囲網 1944年)
| 縮尺 | 1/35 | メーカー | ドラゴン | 完成日 | 2006年10月30日完成 |
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最近のプラモの進歩はすごいもので、金属パーツをふんだんに使ってプラスティックだけではとても表現できない精密さを再現しています。そしてドラゴンはその金属パーツをもキットに標準で付属し、素組みするだけでも大変なキットを続々と発売しています。
ドラゴンの情熱は車両にとどまらず、ついにフィギュアにまでひろがりました。信じられないような細かなパーツ分割やスライド金型でインジェクション成形の限界を超え、さらにはエッチングパーツをも使用する Gen2(第二世代)というシリーズをリリースしたのです。その Gen2 フィギュアのシリーズ1作目がこの「必死の防衛(コルスン包囲網1944年)」なのです。
わずか6体のフィギュアのセットの総パーツ数がなんと400!1体あたり66個。どうなっているんでしょう?ちなみに前作の「鉄十字」では同じく1944年の東部戦線のドイツ兵のセットなのですが、4体で59個です。1体当たりにすると15個。Gen2 では Gen1(と言うのか?)の4倍以上のパーツ数になるのです。しかし価格は1体あたりにして175円(Gen1)に対して225円(Gen2)ですから、強烈にお買い得です。恐るべし、ドラゴンですね。
今までフィギュアを作るたびに、上着の裾とか袖の先を彫刻刀で彫り込んでいました。細かな作業でしかも小さな部品をつかんでいるため結構怪我が怖いなと思っていました。しかしこの Gen2フィギュアではその心配はありません。手首から先が別パーツになっていて、袖の先はスライド金型でちゃんと穴が開いているのです。さらにこのパーツ分割は手首から先を銃に接着して塗装後に胴体に接着するという独特の制作工程を可能にしました。この効果は思いの外大きく、今まで銃をきちんと握らせることが難しかったのが、容易にジャストフィットさせることが出来るようになりました。
肩章をエッチングパーツで浮かせて取り付けるとかなりリアルになります。これは他のフィギュアにも応用ができます。また裏側まで再現された装備品のおかげで、どの装備品がどのように体にくっついているのかがだいたい想像できました。まっすぐ立っているとき以外はどのように装備品が傾くかまで考えて取り付けることができました。これは大変に勉強になったと思っています。
予想外に制作に時間がかかってしまいましたが、収穫の多かった Gen2フィギュアです。次は連合軍の兵士を作ってみたいですね。と言ってもアメリカ軍しか製品化されていなかったかも・・・(2006年10月現在)