09/ 30
Windows10のアップデートでネットワークハードディスクに接続出来なくなった
Insider Preview Build 14936 にアップデート
アニバーサリーアップデートからまもなく2ヶ月、Microsoftは来春に噂されるメジャーアップデートの準備に余念が無く、新しいバージョンのテスト版である Insider Preview のアップデートがまたしても活発化してきました。つい先週に14931にアップしたばかりだったのですが、昨日またアップデートで14936になりました。
ほとんどはバグの修正などがメインなのですが、その中でネットワークに接続して利用するハードディスク(いわゆるNAS)への接続方法に変更があったようで、再設定の必要がでたようです。
従来の方法では接続できない
私が使っているのは IOデータ製のLANDISKなんですが、他の製品でもおおむね同じかと思います。今まではエクスプローラーでネットワークを開くとそこにLANDISKが見えるので、ただそれを開いてやるだけだったのですが、今回からはこのようなエラーが出るようになりました。
接続するユーザーを登録する
上のエラーメッセージは分かりやすく言うと「オマエには接続する権限が無い。オマエなんか知らん!」とLANDISKに言われているわけです。
そこでLANDSISKの設定画面にアクセスしてユーザー登録をします。今まではこんなことしなくてもだれでも接続できたのですが、それだけセキュリティが堅くなったんですね。
ユーザー名とパスワードはなんでもかまいません。短くてもOKです。でも忘れないでくださいね。すぐに使いますから。
PC側も同様に設定します。今回は今後のためにLADNDISKをネットワークドライブとして割り当てます。
フォルダー名にはLANDISKのIPアドレスと共有したいフォルダの名前を入れます。
別の資格情報を利用して接続するにチェックを入れます。これで「完了」ボタンをクリックします。
ネットワーク資格情報の入力ダイアログが表示されるので、先ほどLANDISKに設定したユーザー名とパスワードを入力します。毎回入力しなくても良いように、資格情報を記録するにはチェックを入れておくといいですね。
無事接続できました
無事LANDISKの中のdiskという名前のフォルダに接続されました。再起動時に自動的に接続するように設定していますから、これからはZ:ドライブがこのフォルダになります。
InSider Preview に採用された変更が全部正規版の Windows10 に採用されるわけではないかもしれませんが、ネットワークでのセキュリティが少しずつ堅くなっている流れを考えると、来年の春にはこの変更が全ての Windows10 に実施される可能性は低くないと思います。その時に慌てないで対応しないといけませんね。
ユーザー名とパスワードを使ったアクセスは設定が面倒ですがメリットもあります。それは特定のフォルダへのアクセス権を細かく設定できることです。決まった人(たち)だけが読み書きできるようにできます。